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RL8

さらに遠くへと走りたくなる、その気持ちを湧き上がらせるロードバイク
ラグジュアリーなフォルムと走行性能を目指して

RL8は、一言で言えば、「ラグジュアリー」がテーマのロードバイクだ。ゆったりと、遠くまで走ることの楽しさを追求した、レースとは違ったロードバイクの愉しみ、ロングライドでの快適さを体感できるモデルだ。
求めたのは、全体としてのしなやかさである。駆動面においては、レーシングモデル同様に、フレーム下部の剛性を最適化することにより、ロードバイク本来の軽快なペダリングと俊敏さを存分に味わえる、駆動効率を追求している。しかしRL8が特徴的なのは、ペダルを踏み込んだときの反力が軽減され、ライダーの脚への負担も軽くすることだ。これはBBにおける横剛性を、従来のレーシングモデルに比べ抑えたことにより実現。さらにはそのしなやかさが、ペダリング全体としてのリズム感を演出し、感覚的に言えば「自分で作り出したペダリングのリズムに、フレーム全体が呼応する」という乗り心地を生み出してもいる。


剛性としなやかさとのバランスが生む快適性

これには、フォークとヘッド回りの高剛性も一役買う。レーシングモデルとして開発されたフォークを使用し、ヘッド周辺のボリュームの大きさは、パワーロスを抑える効率的なペダリングと、心地よいコーナリング性能を生み出している。その一方で、BBのしなやかさが、特にダンシングでバイクを左右に振ったときに、振りの軽さ、ペダリングのリズム、ひいてはバイクの「伸び」へとつながる。
加えて、各部のチューブ形状も計算し尽くされたものだ。横方向への扁平が強いトップチューブとシートステーが板バネのような振動吸収効果をもたらし、外径の太さを抑えたダウンチューブが、剛性を保ちつつ、適度な快適さを実現する。
さらには、緩やかなアーチを描いたトップチューブの形状が、路面からの突き上げをいなし、快適性をさらに高めている。このような形状の追求と、応力計算を基にしたカーボン素材の積層技術により、駆動性能を落とさないまま、路面からの細かな振動をライダーには伝えないための配慮が各部に施されている。
ライダーへの細かな配慮は、重量面にも表れる。BBの固定力に優れるスレッド式のハンガーシェル、トラブルにも強いアルミエンドなどを採用するなど、実用面に配慮した軽量化を行った結果、フレーム単体で980g(480mm)を実現。ヒルクライムにも対応できる重量となった。


機能を追求して生まれた、美しいフォルム

理想の快適さへの追求は、全体のフォルムにも反映される。それぞれの部位も線を強調する形状にし、全体のシルエットが浮き上がる効果を持たせたこと。シフトワイヤー、ブレーキワイヤーともに内蔵方式を採用したこと。こういった快適さへの機能性を求めた形状へのこだわりが、全体のデザイン性も充実させた。その実例が、2013年のグッドデザイン賞の受賞である。